朝の光が
部屋の床に細く差し込む
まだ冷たい空気に包まれながら
昨日の夜に選んだ服を手に取る
ボタンの輝き
生地の手触り
自分の腕を通したときの感覚
これだ、と思った瞬間が蘇る
鏡の前で姿を確かめる
少し背筋を伸ばす
歩くたびに服が奏でる音
心の中で小さな拍手が湧き上がる
外の街が目覚める
人々の視線は知らない
でも僕の中で確かに
今日は特別な一日になる予感がする
服はただの布ではない
自分を映す静かな旗
今日という時間を少しだけ
カッコよく染める魔法
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