2026年3月3日火曜日

デニムを履いている人が減った

街を歩いていて、ふと気づいた。
あれ、最近デニムを履いている人、少なくないか?と。

昔はもっと多かった気がする。
青いジーンズは、まるで制服のように、どこにでもあった。
通学路にも、ショッピングモールにも、カフェにも。
気づけば、みんな何かしらのデニムを履いていた。

特に印象に残っているのは、
ダメージジーンズが流行った頃や、
スキニーデニムが全盛だった時代。
細ければ細いほどいい、なんて空気もあった。

でも最近は、ワイドパンツやスラックス、
ナイロン素材の軽いパンツが主役になっている。
スポーティーで、ラクで、シワにならない。
時代は「快適さ」を選んでいるのかもしれない。

たしかにデニムは、少し重い。
夏は暑く、冬は冷たい。
洗えば色落ちするし、
育てる楽しみがある反面、手間もかかる。

それでも、僕はたまに履きたくなる。
あのゴワっとした生地の感触。
履き込んで、自分だけの色に変わっていく過程。
新品にはない、時間のにおい。

ファストファッションの代表格であるユニクロでも、
昔ほどデニムを推している印象はない。
代わりに機能性パンツがずらりと並ぶ。
時代は正直だ。

もしかしたら、デニムは「特別な日常着」になったのかもしれない。
毎日履くものから、
気分で選ぶ一本へ。

流行は巡るという。
だからまた、街が青く染まる日も来るのだろうか。

その日まで、
クローゼットの奥にある一本を、
たまに取り出しては履いてみようと思う。
少しだけ昔の自分に戻れる気がするから。

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